時限レポート

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2018年 10月 18日

長谷川利行展で

久留米市美術館で利行の回顧展を見ました
彼の作品がほぼ網羅された展観でした

最初の部屋で彼の代表作汽罐車庫に出会います
赤い車庫が画面の大半を占める堂々たる大作です

次の部屋では画集でよく見る愛光像があり
岸田国士像も対象に迫る気迫の絵です

洲之内コレクションの酒祭り・花島喜世子も良い絵です
このほか女人の絵は利行独自の境地で
黄色のバックの百合の花も命があふれています

この頃の利行は生活にも恵まれていたのでしょう
でも心を打つ絵はこのころまででです
たぶん病気と酒が関わっているのでしょう

細い線を重ねて東京の下町を書き続けますが
力の弱さが見られるようになります
彼の絶筆の自画像に頭を下げて館を出ました



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# by jigen-report | 2018-10-18 10:11 | 美術 | Comments(0)
2018年 10月 16日

阿蘇で

竹田からの列車はあえぐように高度を上げてゆき
阿蘇の外輪山にたどり着こうとしているのでしょう

長い外輪山のトンネルを抜けると
眼下に広大な阿蘇盆地が眺められます

宮地駅に近づく頃に阿蘇の山々が見えてきます
峨々たる山容の根子岳やそれに連なる中岳など
この雄大な眺めに嘆声を上げます

列車の終着駅の阿蘇駅を出て
眼前に広がる阿蘇連山を大急ぎでスケッチしました

地震で不通になった豊後大津まではバスで走り
大津からは再び豊肥線の車両に乗り込んで
夕刻の熊本駅に着きました

これで三度目の懐かしい熊本の街角を歩き
これもなじみのホテルに落ち着きました


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# by jigen-report | 2018-10-16 20:43 | 紀行 | Comments(0)
2018年 10月 16日

豊後竹田から阿蘇へ

早朝に小倉から特急日輪で大分に向かいます
左手には高い山々がどこまでの連なっています

大分で各停の豊肥線に乗り換えると
山が迫りトンネルの多い川沿いの路線になります

列車は次第に高度を上げてゆき
車窓からは稲刈りを終えた棚田の向こうの
たわわに実った柿木がいくつも見られます

豊後竹田駅で下車し観光案内所で地図を貰い
タクシーで岡城址に行ってもらいます

古い町並みを通り小高い丘の上の城址に着きます
建物は何も残っておらず石積みの基盤だけで
人けも少なくてやはり寂しい風情でした
でもこの城跡で荒城の月が生まれたのです

帰りは列車に遅れないように大急ぎで歩き
今度は阿蘇に向かう列車に乗り込みました

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# by jigen-report | 2018-10-16 20:24 | 紀行 | Comments(0)
2018年 10月 08日

鳩の記憶力

夏の間は朝の散歩のルートを変えていました
涼しくなったので鴨河畔まで歩くことにしました

初日に猫のミーちゃんが走って出迎えてくれました
三か月ぶりなのに覚えてくれていたのです

そして今日は突然鳩が飛んできました
空中でホバリングして目の前で止まります
よく見ると以前親しんだ賢いケンちゃんでした

キャットフードをやると早速腕に止まります
帰りのバス停まで先に行って待っています

仲間のクーちゃんなども飛んできました
手持ちの餌を全部やっても腕に止まっていました

ネコや犬が飼い主をよく覚えている話は聞きますが
鳥類の鳩の記憶力がこれほどとは驚きました

明日はもっとたくさん餌を持って行きましょう

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# by jigen-report | 2018-10-08 08:46 | 紀行
2018年 10月 05日

鴨川の散歩

散歩道を鴨川畔に伸ばしました

最近の台風で樹々が倒れ
水流も激しくて鴨が流されていました

加茂大橋の下にはミーちゃんがいて
ミャート鳴きながら駆けてきました
キャットフードをよく食べてくれます

鳩や鴨にパンをやる人もいて
鳶が空中でパンを見事に捉えていました

ジョギングをする人や犬を連れている人
そして顔なじみの人たちにも会います

木や草花の名前を教え呉れる人もいて
お互いに情報を交換します

今の季節が朝の散歩には一番良いですね


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# by jigen-report | 2018-10-05 09:30 | 紀行
2018年 09月 30日

帰って来たゴンタ

この春からゴンタは行方不明でした

三年前我が家の庭で生まれました
三匹兄弟でずっと家ネコをしていたのです

ある日行方不明になり心配しましたが
離れた通りで逢うことがあって抱きあげると
すぐにもがいて逃げてゆきました
やはり自由な世界がいいのだろうと思いました

それがこの夏から帰ってくるようになりました
始めは餌を食べたらすぐに出て行っていました

そのうち昔の様に食後に昼寝をするようになり
今ではほとんど家にいるようになりました

家では私の膝で寝るのが好きで
新聞を読むとその上に乗って邪魔をします

こんな日がしばらく続くとよいなと思います

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# by jigen-report | 2018-09-30 08:07 | 我が家のネコ
2018年 09月 26日

映画「判決」

息が苦しくなるような重い映画です

レバノンの二人の男の些細な諍いが
レバノンを巻き込む裁判になります

キリスト教のレバノン人とパレスチナ難民との
長い内戦による憎しみが根底にあります

まるでドキュメンタリーを見るような
役者たちの真摯な演技に圧倒されます

この映画で男優賞を受けています

日本から遠い中東の地の民族の争いです

幸い私たちはこのような争いの経験はありませんが
同じ人間としてその行動に理解することはできます

歴史的な憎しみを許しに変えることの難しさ
でも最後の二人の眼差しに救いを見ました


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# by jigen-report | 2018-09-26 16:14 | 芸能
2018年 09月 22日

マノンレスコー

上野の文化会館は雨の中でした
ローマからの歌劇団マノンレスコーは
何時もの様に満席の状態でした

マノンレスコーと申します
青年騎士に名を問われた美少女は答えます
そこからこの悲劇が始まるのです

マノン役のソプラノも青年のテノールも
それずれ姿も良く声量も充分です
でもいつものようにオペラから感動が伝わりません

マノンという奔放な女性の生き方に
あまり同情できないためでしょうか

最期に二人は砂漠を彷徨い
マノンはここで息絶えます

オペラ定番の悲恋物語ですが
マノンはカルメンやヴィオレッタとは違っていました

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# by jigen-report | 2018-09-22 09:08 | 芸能
2018年 08月 17日

田中一村の世界

奄美の美術館では田中一村の作品を堪能しました
でも彼の傑作アダンの海辺はそこにはありませんでした

閻魔様へのお土産品といった彼の自信作です
琵琶湖畔の佐川美術館にそれを見に行きました

静かな奄美の海辺にオレンジ色に輝くアダンの実
砂浜の小石や砂の描写は写実を越えています

この絵の上半分を占める灰色の雲と黄色の空
彼岸を見ている一村の心の表れでしょうか

タヒチのゴーギャンでもなくフランスのルソーでもなく
日本の南の島で生を終えた一村の世界でした

ショップで絵葉書をたくさん買い
一村の絵のラベルの黒糖焼酎を二本買って
爽やかな風の吹く琵琶湖大橋を渡りました

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# by jigen-report | 2018-08-17 18:00 | 美術
2018年 07月 24日

宵山能

今京都は祇園祭の後の祭りの時期です
数年前からこの巡行が再開されました

折々にご案内を頂く能楽師さんから
宵山にちなむ能のチケットが届きました

中京の民家の通りに面した邸宅の奥に
立派な能楽堂がありました

奈良の葛城山にちなむお能でしたが
山伏の朗々たる音声にまず驚きはます

葛城の女神の踊りで終わりますが
外の大通りにはこの能にちなむ山があるそうです

五人囃子と四人の地謡方をバックに
しばし夢幻境にいざなう芸能でした

それにしても京都は奥の深い都ですね
戸外はまだ明るさの残る夏の夜でした



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# by jigen-report | 2018-07-24 10:22 | 芸能 | Comments(0)